【勉強するのは、かっこいいんだ!】
①効率よく勉強するためには、どうすればいい?②ケアレスミスをなくすには、何をするの?③まず、最初に何をしたらいいいの?
1.部屋を片づけると、ミスが減って、理解力も記憶力も上がる。部屋の中の様子が、頭の中の状態です。部屋が散らかっていると頭の中も散らかっています。机の上が散らかっていると頭の中も散らかっています。自分の目に映るモノが散らかっているとそれが頭の中にも反映します。
2.姿勢を良くすると、脳の血流がよくなって、解けなかった問題が解ける。問題が難しいと感じるのは能力的に劣っているのではありません。血流が滞っているのです。姿勢を正すことです。首をかしげずに真っすぐにすることです。
3.勉強することは、かっこいい。スポーツの練習はカッコいい。楽器やダンスの練習をしている人もカッコいい。勉強することもカッコいいのです。この意識で成績は変わります。「自分は今日もカッコいいことをやっている。」と思えるのです。
4.「具体的な目標」を壁に貼ろう。人間は具体的な目標を掲げるとやる気が出ます。目標を壁に貼ると恥ずかしさを乗り越えられます。人は、目標を人に知られることが恥ずかしいのです。それを言える人と言えない人では成績の上がりかたが違います。
5.受験はスポーツ。弱いものが、強いものに勝つ。受験はスポーツです。スポーツで一番おもしろいのは、弱いものが強いものに勝つことです。受験も同じです。「絶対ムリ」と言われたところに通る人がいることに感動します。それがカッコいいのです。受験はスポーツなので、ミラクルが起こるのです。でも、弱い相手に向かっていって負けることもあります。それは油断するからです。
6.時間は探してもない。作るものだ。学校の授業があり、部活もあり、テレビも見たいし、友達とのつき合いもあります。ほかにもケータイ・ゲームなどやりたいことがあります。勉強する時間がなかなかとれないのです。「ない、ない」と言っている人は、時間を探しています。探しても答えは決まっています。「ない」のです。時間がある人は、作っています。勉強する時間は、作るものであって、探すものではないのです。
7.左手を添えると、計算は間違えない。計算間違いをする人としない人との差は、左手の位置にあります。(左利きの人は、右手の位置)計算間違いをする人は、左手が机の下にあります。姿勢が崩れているのです。姿勢が斜めになると、理解も記憶もできなくて、計算ミスをします。左手を机の上に置くと、顔が離れます。同じ用紙が小さく感じられ、目の前のものに集中できます。その上、落ち着けるメリットもあります。
8.勉強は手品。10回連続して成功しないと、手品にならない。勉強は手品です。3回に1回成功しても手品とは言いません。手品に失敗は許されません。試験に通らない人(成績が上がらない人)は出来なかった問題があるとそのままで、辞めてしまいます。試験に通る人(成績の上がる人)は、「もう1回やってみよう。」と言います。この「もう1回やってみよう。」が大切なのです。できなかったときに、もう1回やってみれば、できます。このしつこさが大切です。個別指導塾サクシードでしつこいくらい問題を解いてください。
9.合格は難問ではなく、基本問題で決まる。テストは、難問で差がつかないものです。試験に通る人(成績が良い人)は、基本的な問題を外しません。落ちる人(成績が伸びない人)は、基本的な問題でミスが出るのです。基本的な問題をケアレスミスなく得点することです。それを積み重ねていくだけで合格点に達します。基本的問題の類題をたくさん解くことが大切です。個別指導塾サクシードからのアドバイスです。
分からない問題(難問)を解くコツ
条件について 問題文に示された条件は全て使う。数学においては、問題文に示された条件から、答えを導き出していくのですが、問題文に示された条件は、全て問題を解くために必要な条件だと思ってください。つまり、問題文に示された条件は問題を解くためのヒントだと考えることができます。問題が解けないときは、問題文で示された条件の中で使用していない条件がないか確認しましょう。問題文に示された条件を、別の形に変形して解く場合もあります。示された条件をどのようにしてとらえるのが良いか?ということを考えましょう。
問題を解くためには複数の条件が必要。
問題文に示された、1つの条件だけから問題を解くことができることはなかなかありません。問題を解くためには、複数の条件が必要な場合が多いです。「複数の条件が関係していることに気付く」ことが大切です。なお、文章題は「問題を解くために必要な条件」が言葉で示されているのですが、図形問題は言葉で示されていない場合がほとんどです。「図形問題」においては、「問題を解くために必要な条件」を自分で見つけ出しましょう。図形問題に多いのですが、問題を解くために必要な条件が、問題文に示されていない場合があります。そういった場合には、問題文に示された条件を、与えられた条件から「導き出す」ことが必要になってきたり、「見つけ出す」ことをしなければなりません。そのヒントを個別指導塾サクシードで学んでください。
ここで注意しておいて欲しいのが、記述問題において問題文に示されていない条件を見つけ出した場合、その条件が正しく成り立つということを証明してから問題を解くのにその条件を利用していくことです。そうでないと、本当にその条件が正しくても、解答においてその条件は「正しい条件」ではなく「ただ正しいと思っている条件」ということになってしまうからです。
大問の(1)(2)の答えは(3)のヒント
数学の大問で(1)(2)(3)と順々に解いていく問題において、(1)の答えは、(2)を解くためのヒントであり(1)(2)の答えは(3)を解くためのヒントである場合があります。
(2)(3)を解く場合は、「問題文に示された条件」や「公式」「解法パターン」だけではなく、(1)(2)の答えも「問題を解くために使う条件」、つまり「問題を解くためのヒント」と考えて解いていくことが大事です。
どんな問題においても、視野を広くして「問題文に示された条件」「公式」「解法パターン」「前の問題の答え」をよく見渡し、どれを使えば目の前の問題を簡単に解くことができるか考えることが大事です。視野を広げる解法を個別指導塾サクシードで作っていきましょう。
受験対策解法パターンを理解する。
テストによく出る問題のパターンというものはある程度決まっています。そして、それらの問題も、もちろん基礎を応用すれば解くことができるのですが、その場合考えるのに結構時間がかかってしまいます。普段の勉強では、基礎を応用してじっくり考えればいいのですが、テスト等の限られた時間では、よく出題される問題の解法を理解しておいた方が、少ない時間で問題を解くことができ、テストで高得点をとることができます。解法パターンを知っていれば簡単だけど、知らないとなかなか気づくことができない問題があるので、解法パターンをある程度知っておくことが大切です。ただ、注意しなければならないことは、解法パターンを知っていればそれだけで解けるという問題ばかりではありません。
解法パターンを使えば簡単に解ける問題も確かにありますが、入試問題では「解法パターン」を考えて応用しなければ解けない問題が多いです。解法パターンも基礎と同じく応用するものだということを知っておいてください。
解ける問題の種類を増やす。
「解法パターン」をたくさん理解していれば、どんな問題も解けることができるというわけではありませんが、理解している「解法パターン」は多ければ多いほどよいです。個別指導塾サクシードでパターンを増やしていきましょう。勉強していく上でも、たくさんの問題を解くだけではなく、「解法パターン」をできるだけ多く理解していくことを重視して勉強していくのがよいです。大切なのは「どれだけ問題を解いたか」ではなくて、「テストにおいてどれだけ多くの種類の問題を実際に解くことができるか」です。テストや入試に出てくる問題にはときどき難問又は奇問が出題されますが、出題されるほとんどの問題は、解法パターンをそのまま使って解く問題解法パターンを応用して解く問題です。「たくさんの問題を解く」だけではなく「いろいろな種類の問題を解けるようになる」ことにこだわって勉強していきましょう。
基礎を応用して問題を解く。
問題の解き方は覚えるものではありません。よく、問題の解き方は覚えるものだと思われているお子様がいますがそれはまちがいです。難しい問題の解き方には難しい問題の解き方があるのではありません。難しい問題の解き方は、基礎を応用して自分で解き方を考えるものなのです。全ての問題は、基礎を応用して論理的に考えれば解くことができるようにできているのです。
問題の解き方を覚える勉強をしているから、基礎を応用して解く応用問題が解けないのです。問題の解き方を覚えようとするのではなく、基礎を応用して自分で解き方を考える勉強をしていきましょう。個別指導塾サクシードでは、基礎を応用する問題をたくさん解いて応用化を身につけていきます。
公式を「覚える」のではなく「理解する」
数学の勉強で大切なことは、公式を覚えるのではなく、理解することです。そしてその際、基礎的な内容は具体的に、高度な内容は実際に数学的に証明して理解することです。覚えても、理解しても同じではないかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ただ意味も理由も分からず覚えている内容というのは応用できないのです。全ての科目に言えることですが、理解した内容でなければ応用できません。公式は覚えるものという認識をまず捨て、時間がかかってもいいので、基礎的な内容は具体的に、高度な内容は数学的に証明して理解していきましょう。
数学特有の用語の意味を理解する。
算数・数学には、算数・数学特有の用語がよく出てきますが用語の意味・定義を、ただ文字の羅列(られつ)として覚えたり、漠然と理解するのではなく正確に理解することが大切です。なぜなら、用語の意味を正しく理解していないと、その用語を使って説明している内容を理解することができないからです。また、問題を解く場合において、用語の正しい意味・定義が分からなかったら問題を誤って理解することになりますし、用語の正しい意味・定義が問題を解くために必要な条件だったりします。算数・数学においては、用語の意味・定義がとても大切です。個別指導塾サクシードでは定義についてきちんと説明いたします。用語の意味・定義を、正確に理解していきましょう。
「教科書の例題の解き方」を覚える。
数学特有の用語の意味・定義を理解したら、次は教科書の例題の「問題を解く手順」を覚えましょう。教科書の例題の解き方は、「こういう場合には絶対にこのようにする」といったもの、または、そのような問題を解く場合における「最善の解き方」になります。特に数学が苦手なお子様は、「問題を解く手順」を覚えるというふうに考えたらよいです。「手順」です!最初に、Aをする。次に、Bをする。最後に、Cをする。
1 Aをする。
2 Bをする。
3 Cをする。
教科書の例題の解き方(問題を解く手順)を覚えましょう。個別指導塾で手順を丁寧に指導いたします。
公理・定理・定義
数学とは、どんな学問だろうか?色々な計算をする、証明をする、といったイメージが強いですが、「定理」とか、「公理」とか、「定義」といった言葉がどんなものなのか正しく理解しているだろうか?例えば、「3×2 = 6」という問題を考えてみよう。なぜ、3×2 = 6なのか、丁寧に説明すれば、3×2というのは、「3を2回足しあわせなさい」という意味なので、3×2 = 3 + 3 = 6 であるということになる。なぜ 3 + 3 は6なのだろうか?
小学生や中学生では、なぜみかんが3個と、りんごが3個で合計で果物は 6個なのだろうか?「そうだから」としか答えられないだろう。「そうだから」としか答えられないものがある。
個別指導塾サクシードでは数学の基礎から指導します。どんな事柄でも、「理由の理由」がある。「なぜ3×2 = 6なのか?」の理由は「3 + 3 = 6 だから」で、「みかんが3個と、りんごが3個あったら、合計で果物は6個だから」で、その理由は「そうだから」としか言えない。
世の中のすべてを説明することなどできないのだ。「そうだから」としか言えない事柄を、「公理」という。公理は、数学や物理学の出発点なのだ。
もうひとつ大事な概念が、「定義」だ。3×2 = 6 の例では、「3×2 とは3 + 3 のことだから」の部分だ。言葉(×という記号)の「決め事」だ。「×」は、「前にある数字を後にある数字の回数だけ足しなさい」という意味と決まっているだけだ。「なぜ?」も何もない。
最後に、「定理」だ。これは、公理と定義から証明されることだ。例えば、「3×2 = 6」という定理は、「みかんが 3 個と、りんごが 3 個あったら、合計で果物は 6 個」という公理と、「3×2 とは 3 + 3 のこと」という定義から証明される。「3×2 = 6」であることを証明したかったら、「みかんが 3 個と、りんごが 3 個あったら、合計で果物は 6 個だから 3 + 3 = 6」で、「3 + 3 = 6 で、しかも 3 × 2 とは 3 + 3 のことだから、3 × 2 = 6 である」というように証明される。
数学というのは、「そうだから(公理)」と、「そう決まっているから(定義)」から、「そうだからとは簡単に言うことのできないこと(定理)」を証明する学問なのだ。
小学生や中学生では、図形において二等辺三角形の定義、正三角形の定義、台形の定義、平行四辺形の定義、長方形・正方形の定義などを迷うことなく言えるようになってほしいと思います。個別指導塾サクシードでは、基礎・基本から学んでいきます。