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  • 小学生・中学生・理科

    2020/07/27

    「本を読むより物を作れ」:ノーベル賞導いた恩師の言葉
    ノーベル物理学賞の受賞者である中村修二さんが、感謝を捧げる恩師が徳島市にいる。大学時代の指導教官だった多田修・徳島大名誉教授だ。多田さんは教官時代、旋盤加工などを得意とする「実験屋」。学生の中村さんには「難しい本を読む時間があったら手を使って物を作れ」と、実験の大切さを説いていた。

    そんな姿勢に対して、当時の中村さんには反発心があったという。多田さんの言葉の重みに中村さんが気付いたのは、日亜化学工業に入社後だった。論文を読んでも製品づくりに結びつかない。「いつになったら製品ができるのか」という重圧がかかる中、実験に活路を見いだして、赤色LEDに使う結晶の開発につなげた。

    「多田先生の言うことは合っていた。それからです。先生に教わって良かったと思うようになったのは」そこで教え込まれた実験の重要性が、偉大な賞へと導いたといえるでしょう。
    さて、「学び」についての重要性はどうでしょうか。教育や学習のあり方に思いをめぐらせてみると、むしろ、「本を読む」=「講義を聴く」ことに重きを置くような教育・学習が主流ではないでしょうか。解説を理解することは、学びにおいて大切な要素です。だからといってテストで良い点数を取ることはできません。
    ネットでは、優秀な教育系ユーチューバーもたくさん出てきました。なるほどそういう優れた証明方法もあるのかと感心しても、テストのプリントを前にして、鉛筆を持つ手が固まって動かない…ということは再々あります。
    つまり、塾ではどれだけ多くの問題を解いたか?演習をしたかということが、良い結果につながります。個別指導塾サクシードでしっかりと問題数をこなしていきましょう。

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  • 小学生・中学生・理科

    2020/07/24

    数学と算数の違いってなんですか?
    と聞かれたときはいつも文字式を使うか使わないかです。と答えています。
    ではなぜ数学では数字の代わりにアルファベット等の文字を使うのでしょうか?それは、数学がいつも一般化を目指しているからです。
    たとえば偶数を2nと表したりx とy を使って関数を表したりするのは、さまざまな数を文字に代表させて、無限に存在する数の性質や数と数との因果関係を端的に捉えることを目的にしています。
    中学・高校の数学でたくさん登場する公式の数々は、そうした一般化の成果です。実際、公式が使える問題については、どんな問題であってもたちどころに解決することができます。そしてすでに一般化された公式あるいは解法を積み上げることによってより深く、難しい問題を解決していこうとするのが数学の根本的な姿勢です。一般に成り立つ法則を具体的な例に当てはめて考えることを演繹と言いますが、数学の醍醐味はこの演繹的思考にあります。
    たとえば2次方程式には解の公式というものがありましたね。文字で与えられる2次方程式の解の公式は非常に複雑な式ですが、文字に具体的な数字を代入することで、どんな2次方程式の解も(複素数の範囲で)必ず求められます。公式を使うことの恩恵は(たとえ数学が苦手であっても)誰でも一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
    数学に強いということは、既存の公式を適切な場面で使うことができるだけでなく、それらを組み合わせて未知の問題を解決していく方法を探り、最終的にはまたその新しい問題に対する公式や解法を一般化できるということです。演繹的思考を積み上げて具体的な問題に対処し、そこで得られた知見を再び抽象化して次の演繹的思考に生かせる能力が重要であることは言うまでもありません。
    抽象化する力は、たとえばこんな問題で試されます。
    (問題)奇数+奇数は偶数になることを示しなさい。もちろん、「3+5=8。8は偶数だから奇数+奇数は偶数」という解答では0点です。具体的な例を挙げるだけではすべての奇数について成り立つことの証明にはなりません。
    この問題に答えるためには、「2で割ると1余る」という奇数の性質や「2で割ると割り切れる」という偶数の本質を文字を使って抽象化(モデル化)する必要があります。解答2つの奇数は、整数を表すm、nを使って2m+1、2n+1と表せます。(2m+1)+(2n+1)=2m+2n+2=2(m+n+1)。m+n+1 は整数なので、2(m+n+1) は偶数となります。個別指導塾サクシードで、一般化・抽象化になじんでもらいたいと思います。 よって、奇数+奇数は偶数。(証明終)

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  • 小学生・中学生・理科

    2020/07/21

    問題を解く「4つの手順」
    問題を解くためにはいくつかの手順を踏んでいます。それは,問題に出会ってから,
    ①問題文を読んで,その内容を理解する
    ②問題の題意を読み替える
    ③解答に向かって目標を立てる
    ④式を変形したり,計算したりして解答をまとめるという4つの行動です。
    では,これらの手順を追っていくには何が必要でしょうか。
    まず,①ですが,「問題の構造を分析して正しくとらえる」「定義・定理・公式を正しく思い出す(記号や術語の定義をきっちり復元する)」「条件を正しく把握する」ことが必要です。本書の狙いも,まさに記号の定義を復元することにあります。
    次に,②には,「視点を変えて,自分で理解できる言葉で言い換える」「式や等式を関数に翻訳し,グラフを書いて題意を視覚化する」「図や表をつかいこなす」これらの力が必要です。
    そして,③には,「問題の内容を論理的に展開できる力」「類似問題を連想し,利用する力」「一般化された式を具体化して様子を見る力」が必要です。
    終わりに④には,「手法を選択できる力」「目標に向かって具体的に展開できる力」「設問を活用していく力(段階的に考えるヒントになります)」が必要です。つまり,問題全体の流れを見極める力があってこそ,4つの行動が可能なのです。
    問題を,ある場合は大局的にとらえ,ある場合は局所的におさえて,遂行力(計算力とも演習力ともいえます)を発揮することが大切です。数学や理科にも通じます。個別指導塾サクシードで遂行力を養ってください。

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    2020/07/18

    東京大学・児玉教授(新型コロナはすでに武漢やヨーロッパ型じゃない。東京・埼玉型)
    7月17日、新規コロナ感染者 東京293、全国597。第2波で小学生中学生の学びを心配しています。
    交差免疫が新型コロナウイルスに起こりうるという報告が出ました。コロナは中国南部に発生するので、東アジアの人はつねづね、かぜの症状などでかかっているんですね。交差免疫、または交差反応と言います。これは免疫能の中でとても優れた機能の一つとされています。
    東京大学・児玉教授「これまで一度も新型コロナウイルスに感染したことのない人が新型コロナウイルスに対して反応して抑え込めるかもしれないということです。言い換えますと、新型コロナウイルスのPCR検査でも抗体検査でも陰性の人が新型コロナウイルスに対して免疫反応起こすかもしれないということです。」
    少なくともこの可能性が証明されて、すごいな!と思いました。BCG接種がコロナ予防に有効かもしれないということを言われていました。これも同じようなメカニズムです。交差反応です。今回の報告では旧型のコロナウイルスに感染した経験をリンパ球が覚えていて新型にも反応するということのようです。どれだけ有効な免疫反応を起こすかはまだ未解明な部分がありますが、これまでの風邪を引いた経験が生かされるかもしれないということでとても嬉しい報告です。風邪を引いて辛い思いをした経験が次に活かされるかもしれません。いろんな前向き報告出てきて嬉しいですね!
    東京大学・児玉教授今のままで行ったら来週はたいへんなことになります。今のままで行ったら来月は目も当てられないことになります。国がトップダウンで押さえ込めば東アジアの日本は必ず押さえ込むことができます」東アジアの人はつねづね、かぜの症状などでかかっているんですね。
    新型コロナは、すでに東京型・埼玉型に変異しているんですね。「武漢型・ヨーロッパ型が日本に入った時は生息環境に合わないところだから爆発しない。すでに変異したものは、無症状のまま感染します。5μgの小さな粒子は空気感染を起こします、東京型などで面で広がっていきます。」この新規発症の中で「旅に出よう。gotoキャンペーン」を強引にやるとは?。この恐ろしさは無症状感染者だというのは皆知っています。 なぜあえて感染拡大中の首都圏近郊圏から人やウイルスを移動させるようなキャンペーンを政府が率先して税金を使って日程を無前倒ししてキャンペーンをするのかと。現在31道府県で観光消費喚起事業が開催されております。各県の観光や宿泊を喚起する事業を後押しするのは賛成。ステイホーム全国一律なんてのはばかげている。国会の責任が一番大きい。 国会も開いて、トップダウンで今週対処すれば一ヶ月後に効いてきます。(冷静でありながら、迫力がありました)
    日本だけが、取り立てて「重傷者・死者」が極端に少ないのではないのですね。東アジアでは二番目に多いそうです。
    また、学校の休校措置があるのだろうかと「子どもたちの学び」を心配しています。
    また、午前中、個別指導塾・教室は無料自習開放致します。「密」は避けて。

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    2020/07/16

    記憶力を高める
    勉強したことがなかなか覚えられないという人の中には、「勉強には我慢が必要」「やりたくないけどやるしかない」などと、ネガティブな感情を抱えながら勉強している人が多くいるのではないでしょうか。じつは、勉強に対するこうした姿勢も、記憶の妨げになっています。なぜなら、情報を記憶するときにどんな気持ちを抱いているかで、脳がそれらをどのように記憶するかも大きく変わるからです。
    人の脳に関わる感情と記憶の関係について次のように言われています。嫌だという気持ちがあるとストレスホルモンが分泌され、記憶を司(つかさど)る海馬や前頭前野の脳細胞が萎縮。反対に、好きだと思うとストレスが減り、脳は本来の機能を伸び伸びと発揮する。そうは言っても、どうしても好きではないことを覚えなければいけないこともあるでしょう。気乗りのしない勉強はつらいものです。そういった場合は、その勉強に対するモチベーション、つまり「やる気」を引き出すことで、脳のパフォーマンスを向上させることが可能です。
    やる気を引き出すためには、自らに報酬を用意するのが有効だとされています。「今日10ページ勉強できたら好きなものを食べてよい」などと、目標と報酬をセットで用意することで、その勉強に対するモチベーションは上がるということです。これなら、気乗りのしない勉強にも前向きな気持ちで取り組めそうですね。自分がその勉強に対して、楽しさややりがいを感じられるように工夫することが、記憶の効率を上げるための第一歩なのです。
    「小説を読む」時でも、最初の1/3はあらすじがわからず面白く無いですが、一山越えたら、どうなるんだろうと興味が湧いてきます。
    勉強を苦行ではなく夢をかなえるツールと捉え、ワクワクしながらストレスなく学び続けることで、脳のポテンシャルは最大限引き出されます。

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