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  • 小学生・中学生・数学・理科

    2023/2/11

    ▼将来、学力の伸びる子の勉強スタイル▼
    ★勉強は、いつも自由な遊び時間とのバランスで考えなければなりません。「よく学びよく遊べ」が子どもの生活の基本です。しかし、どっちを優先するかと言えば、「よく遊べ」の方です。その反対に子どもの頭を最も悪くするのが、「よく学ぶ」だけの生活です。遊ばずに学ぶことで、子どもの学力は、テストという架空の世界に合わせてどんどん薄くなっていきます。テストに出る範囲以外のことはやらない方が、テストの成績はよくなるからです。

    ★頭をよくするための勉強が本当の勉強です。それは、毎日の自由な生活と両立する形で、家庭で決めた範囲の勉強を自習として続けることなのです。小学校低中学年で塾の勉強に燃えた子が、高学年から、中学生・高校生になるにつれて、勉強に対する興味を失い、どんどん学力が低下する様子をこれまで見てきました。一方、小学校低中学年のころ、毎日の遊びに夢中で勉強などそっちのけだった子が、高学年になり、中学生・高校生になるにつれて、次第に勉強に目覚め、学力を伸ばし志望校に入る例もよく見てきました。

    ★子どもというのは、今の小学生のころの状態を見ていただけでは、将来を見誤ることが多いのです。今の成績の延長に将来の成績があるのではなく、今、成績には表れない学力を育てることが、将来の学力の開花につながっているのです。現在は、親の世代も、子どものころ塾通いをした経験を持っています。その経験から、もっと早くから勉強をしていれば、もっと成績がよくなっていたはずだという幻想を抱いてしまうのです。大学入試を当面の目標と考えた場合、成果を上げられるかどうかは、高校生の最後の受験生の時期に自分なりの勉強法で集中力を発揮したかどうかにかかっています。低学年からの先取りなど、全くと言っていいほど関係がありません。

    ★実際に、自分の学力に自信を持っている人は、そういうことをよく知っています。だから、「そんなに小さいころから受験勉強のようなことをする必要はない」ということが自然に言えるのです。勉強というのは、やる気になったときから始めれば充分に間に合うことを知っているからです。子どものころからの勉強は、もちろんしてもいいのです。子どもの生活の一方の柱が遊びで、もう一方の柱が勉強だからです。
    更に言えば、学力の伸びる子は、他人との競争にはあまり関心がなく、謙虚に自分の勉強を進めていける子です。競争に燃えて自分の成績を自慢する傾向の強い子は、学年が上がるにつれて学力が伸びなくなります。《参考資料 President online》

    ◆基礎学力テストの結果が帰ってきました。附属中では、95点、100点が多かった。今回の基礎学は易しかったのかも?と、心配している生徒さん。大丈夫♪標準的な内容です。ほんの一部の生徒がどれだけ取れたとか自慢しているだけです。でないと、そんな噂が広まるはずがない。
    いわゆる『自慢する生徒』は、高校生になれば学年の下位に消えてしまいます。淡々と、自分に与えた課題に向けて、毎日黙々と努力する生徒さんが、最後は有名大学へ合格していきます。

    ◆・答案用紙で、式を消さない→そこに点数があるかも!・計算はそのまま答案用紙に書く→別の所に書くと、間違う!『書いていない=分かっていない』

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    2023/2/9

    ◆中学生が成績を上げるためのポイント
    1日30分でもいいので、勉強を習慣づけることが最も大切。親は、何としても子どもに成績を上げてほしいもの。中学生が成績を上げるためのポイントです。

    ★ポイント№1:勉強を習慣づける
    大前提として、子どもの一日の中でまとまった勉強時間を確保することが必要不可欠です。「○時から○時は勉強する」などと習慣化、ルーティン化することで、勉強したくないという気持ちを抑えて行動することもできるでしょう。とは言え、家にいるとついついだらけてしまう子どもがほとんど。テレビやスマホがあるだけで、子どもはいくらでも遊ぶことができるでしょう。そのため、「宿題が終わるまでスマホをいじらない」など、何かしらのルール、強制力をもたせることが必要です。

    ★ポイント№2:復習で定着を図る
    幅広い学習範囲に対応する上で、特に重要なのが復習。実際、学校の授業が終わってすぐに復習するかどうかで、学習内容の定着度は大きく変化します。勉強が苦手な中学生に多いのが、学校の授業を「受けっぱなし」にしてしまうパターン。これではせっかく学習した内容も身につくことはなく、いざ試験勉強の時に思い出そうとしても、また一からやり直さなくてはいけません。
    一方で復習を毎日徹底した場合、記憶の定着度が上がることはもちろん、試験前は軽いおさらいだけで十分良い点数が取れるようになります。学校の授業はそのまま放置するのではなく、その日のうちに定着させることを心がけましょう。

    ★ポイント№3:問題演習でアウトプットする
    学習内容に関連した問題演習を行うこと。授業ではどうしてもインプットが中心になりますが、こうした受動的な姿勢ではなかなか記憶に定着することはありません。復習によって内容を定着させた上で、さらに問題演習によりアウトプットできれば、中学生の勉強法としてはバッチリです。

    ■インプット3割、アウトプット7割を意識してください■

    ★数学の学習法は、「ひたすら問題演習をこなす」こと。公式だけでは点数を取れるようにはなりません。公式は、どうやって活用できるか、つまりどの問題にどの公式を当てはめて解くかが大切です。 数学の出題パターンはある程度決まっているため、知っているパターンが多ければ多いほど高得点を狙うことができます。その解法「パターン」を身につけるためにも、アウトプットは欠かせません。
    【算数教育の肝】やはり「はじき」からの脱却が大切ですね。《理解する楽しさを忘れない》

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    2023/2/7

    ★学習の定着『睡眠の不思議』
    ◆睡眠と記憶にどんな関係が?なんと睡眠することとは、努力しないで、自動的に復習することを意味するのです。何か新しい知識を身につけたいときには、その日のうちに十分な睡眠をとることが奨励されているようです。逆に、一睡もせずに詰め込んだ情報は、すばやく脳から消えてしまいます。どうのように睡眠中に脳が復習するのか?これはやはり海馬が鍵を握っています。海馬は寝ている間に脳にある情報を整理していきます。この海馬が情報を整理する時間は夢と深い関係があります。

    ◆夢を見るとは、脳にある断片的な情報を組み合わせたり、整合性をテストすることにより情報の整理をし、必要な情報を吟味することなのです。テストの直前しか勉強しないし、毎回徹夜だ、などと言う人は、海馬に情報を整理する余地をあたえないので当然記憶は長くとどまりません。学習の基本は「覚えられる範囲で覚え、理解できたものをくりかえし復習して、しっかりと記憶と知識を定着させる」が鉄則です。

    ◆学習したものが少し時間が経つと、勝手に理解が深まっていると感じたことはないでしょうか。もしくは、今まで学習してもうまくできなかったことが、ある日突然できるようになったというような経験をしたことはないでしょうか。こうした不思議な現象は「レミニセンス(reminiscence)」と呼ばれています。これは寝ている間に情報が整理整頓されたことにより、より知識が定着した状態になることを言います。

    ◆ワインなら、木樽に入れて熟成させる工程に似ているのではないでしょうか。樽の中でワインを発酵させることで、香り、色、味わいが深みを増し、味を調えるのです。こんな実験があります。勉強前に比べどれだけ点数が上がったかを調べる実験です。勉強すればもちろん点数が上がるのですが、いつものように睡眠をとってもらい、翌朝にまたテストをします。翌朝の方が前日の勉強直後に行ったテストよりも成績が上昇していたのです。
    記憶が整理整頓され、理解が深まることで、ただ単に詰め込んだだけの知識に比べ、記憶の質が上がり、知識を有効に使えるものに昇華していったのです。

    ◆効果的な学習方法を考えるとやはり「分散学習」、つまりこつこつと繰り返し、積み重ねるように学習する方法が有効になりますし、勉強する時間に関していえば、寝る前は記憶のゴールデンアワー、また食事の前は空腹でLTP『長期増強と長期記憶』が起こりやすい状態なので勉強時間に充てるのがいいでしょうし、逆に食後は満腹なのでリラックスしてテレビを見たり、読書をしたりして息抜きする時間に充てるのがよいでしょう。
    【数学は試行錯誤】わからない問題に対して的外れでも良いのでまず《書いてみる》という経験が大事だと思う。

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    2023/2/6

    ★「習い事のやりすぎ」は逆効果教育熱心な親の子が小学4年生で崩れ落ちる
    ◆小さい頃からたくさんの習い事をさせている家庭
    小学4年生ごろから成績が伸び悩むケースが多いという。教育研究家の小川大介氏は「習い事や勉強をさせすぎると逆効果になる。それより料理や掃除、洗濯といったお手伝いをさせたほうがいい」とアドバイスします。

    ◆高学年になってから成績が伸びなくなった。
    月曜日はピアノ、火曜日は公文、水曜日は体操教室、木曜日は学習塾、金曜日は水泳、土曜日はプログラミング教室、日曜日は学習塾、ボーイスカウトといった、たくさんの習い事をさせていたり、低学年のうちから塾に通わせていたりすることが原因となっています。
    一方で、学年が上がるにつれてグングン伸びる子がいます。一度ペースをつかむと、別人になったかのように、メキメキと頭角を現すのです。そして、あれよあれよと成績が上がり、難関校に合格してしまうこともあります。

    ◆たっぷり遊んだ子には「強い心」が備わる
    例えば、理科の生物を勉強したとき、先生の話を聞きながら、「あっ! あのときに見つけた虫にはこういう特徴があるから、このグループなのだな」と理解が深まります。自分の体験とつながってくるからおもしろく感じるし、頭にも残りやすくなります。大きく伸びたのは、「生きた理解」があったからです。
    幼少期に「満足がいくまで遊んだ」「納得がいくまでやり遂げた」といった経験をしてきた子は、たとえ途中で壁にぶつかっても「自分ならなんとか乗り越えられる」という強い心が後押しします。ここぞというときに、ものすごい集中力を発揮するのです。

    ◆子どもには「ぼーっとする時間」が必要
    近年の教育では、知識を中心とした学力だけでなく、考える力や表現する力も求められ、子どもが小さいうちから「いろいろな体験をさせることがいい」という流れになっています。すると、幼少期にたくさんの習い事を詰め込んでしまいがちです。
    習い事をさせること自体はいいのですが、やらせすぎは注意が必要です。子どもには何もしない「ぼーっとする時間」が必要だからです。
    ★難しい問題をいかに取るかよりも、易しい問題をいかに落とさないかで合否は決まる気がする。★

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    2023/2/3

    学ぶことの理由
    なぜ勉強しなければならないのか、その理由を求めると次のような回答が出てきます。
    よい大学に入り、よい会社に入り、高収入を得て安定した生活おくるため。
    人間の自由の多くはお金で買える。そのお金を儲けるため。
    自分の能力を拡張して、やりたいことがやれるより大きな「自由」を得るため。
    光り輝くため。自分の人生をより楽しく、意義のあるものにするため。豊かで充実した人生にするため。
    知的好奇心から。わからないことについて、知りたいという純粋な欲求から。
    義務からではなく、学びたいものを学びたいように学ぶ。やりたいことをやる。
    大人になっても日々学習。生涯学習・知識基盤社会では当然のこと。
    ◆なぜ勉強しなければならないのか。
    親は余計なことは考えずに「義務教育だから」「黙って勉強しろ」という言い方ですませようとします。
    子どもは素直に勉強への動機づけを自分で会得する場合もあります。
    病気で苦しんでいる人を助けるお医者さんにあこがれて、自分も勉強して立派な医者になりたいと思う人。
    たくさんの人を乗せて安全に正確に電車を運行する運転手なりたいと思う人。
    素晴らしい建物を設計したり、建築したりする職業に憧れて建築士になりたいと思う人。
    やさしかった看護師さんになろうと決意する人。
    ◎それぞれの動機により将来の職業を考え、その目標に向かって勉強に励むということもあるでしょう。
    このような将来の仕事を夢みて勉強するというのが、本来的な勉強であり学習なのだろうと思います。
    ◆勉強する目的が、お金を稼ぐためというのだけでは哀しい。しかし、資本主義社会は、人間生活のかなり多くの部分が商品となり、「お金」で買うことができます。
    この社会で生活するためにはお金が必須です。勉強するのは、自分のより大きな自由を確保するためであるという言い方ができます。「学ぶ」ことにより、自分の能力や適性に合わせて職種も選ぶことができます。将来の仕事の選択の幅を広げ可能性を広げることができるということです。
    「学ぶ」ための意義と方法をしっかりと身に着けてほしいと願っています。自分の自由を実現するための必要な情報を集め、技能を習得し、課題を解決していく能力を養ってください。人間的な自由の実現の多くが、「お金」で買えるという現実があるのも事実です。
    ◆わたしたちが常に学習し勉強し続けるのは、その2つ《自由とお金》を同時に手に入れることであろうと考えています。
    ★できる人は行間に図やイメージが浮かんでいる。字や式は媒介でしかない。
          できない人は、字や式の表面を見ている。

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