個別指導のメリット
生徒一人ひとりの学習理解度に合った、オーダーメイドの授業が受けられる。部活や習い事などで忙しい場合でも、ある程度は都合に合わせてもらいやすい。
指導者とのコミュニケーションが取りやすいため信頼関係も築きやすく、安心した環境で勉強できる。個別指導では、生徒の理解度に合わせた授業や、苦手な点に特にフォーカスしたオーダーメイドの授業が受けられるほか、時間的な都合もつけやすいというメリットがあります。
また、個別授業では生徒と指導者の距離が必然的に近くなるためコミュニケーションが取りやすくなります。その結果、生徒の癖を見抜いて的確な指導を行いやすくなります。
生徒の側としても質問しやすくなります。そのような安心した環境で勉強に集中できる点もメリットと言えるでしょう。
集団指導のデメリット
理解度によっては、授業内容についていけない可能性がある。人見知りだったり、緊張してしまいがちな生徒の場合は、疑問点があっても質問できないケースも考えられる。
集団指導のデメリットとしては、授業を大勢で受ける形態であるということから「授業内容についていけない」「引っ込み思案な生徒の場合は、質問しにくい」といった点が挙げられます。
個別指導の良さを生かしてください。
個性と個別指導
学校教育・塾指導ともに、小・中・高校生がより上手く理解する手法とは難しい課題です。ある生徒さんに行った指導が他の生徒さんにうまく行くとは限りません。
全く同じ内容を、生徒の発達段階や学習能力に応じて、編成した教育計画(カリキュラム)であっても、指導者によって出せる効果に違いが出てきます。
集団(2人3人以上)はなおさらです。ある学力層に視点を当てて指導せざるを得ないのです。一人に集中する時間とともに、焦点の当て方は様々です。
中間層に当てれば、上位の者は退屈します。下位の者は理解できないで座っているだけになってしまいます。それを補い軌道に乗せるのは自宅での取り組みということになります。
集団指導よりも個別が「結果」を残せるのは、そこに原因があります。
図形の定義を正しく説明できますか?
例えば平行四辺形の定義はどうでしょうか?平行四辺形の定義は「2組の向かい合う辺が、それぞれ平行な四角形」です。ですから正方形も長方形も平行四辺形の仲間であると言えます。
次に平行四辺形の性質(定理)は理解していますか?平行四辺形の2組の向かい合う辺は、それぞれ等しい平行四辺形の向かい合う角は、それぞれ等しい平行四辺形の対角線は、それぞれの中点で交わる以上は平行四辺形であれば成り立ちます。
以上の理解があいまいだと、等しい辺・角を正確につかめずに図形の角度を求める問題や証明問題で条件を見落としてしまいますので注意して下さい!
長方形・正方形・ひし形の定義は全て答えられますか?あいまいだなと思った方は中学2年生の教科書を見返してみましょう。
図形問題が苦手な方は、上記以外にも様々な図形の定義、定理を1つ1つしっかりと理解して、問題で与えられた図形に成り立つ情報を書き込んでいけば解答への道筋が見えてくると思います!
①図形問題は図で説明できるようになること、②文章で説明できるようになること、の2点をポイントとして学習していきましょう!!
数学の復習、勉強方法
「復習を始めたのはいいけど、難しい問題がわからなくてなかなか進まない~」
勉強する上でのポイントです。これは数学だけでなく、他の教科を学ぶ上でも言えることですが、勉強しようとしたときに難しいことから始めようとする方が多いですが、最初は簡単な基礎問題から始めてください。
特に中学数学に関しては計算が命ですので、問題集の基礎・標準レベルの問題ができていれば大丈夫です。発展レベルは基礎・標準レベルが完璧になってから、もしくは高校数学でやりましょう。
中学数学の復習でも長く考えすぎず、3分考えてわからなければ解法を確認し、それを何も見ないで解答を再現できるようにしましょう。同じ問題ができて、そのあとに類題を何も見ずに解ければ完璧です。
背伸びせず伸び伸びと。数多くの問題を解いてみましょう。
何事も基本が大切です。
数学の問題では、一つの公式だけで答えを出せることはほとんどありません。複数の公式や定理を組み合わせることでようやく答えを出すことができます。
使うべき公式を決定したり、使う手順を決めたりするには思考力が必要です。公式を使うときには、その先の展開まで考えて、次にするべきことを正しく判断しなければなりません。
その式を使うことで得られる情報を正しく把握して、最終的に求めたいものを得るために必要な手順を考えることで、正しい解き方が分かるのです。
入試問題では、制限時間に対して与えられる問題量がかなり多い場合がほとんどです。知識をスムーズに引き出して、いかに早く正しい方針にたどり着くかが、合否を分けるポイントとなります。
「点数を与えてくれる問題」と「手間のかかる問題」に分かれます。「点数を与えてくれる問題」をミス無く解ければ、ある程度の点数を取ることができます。
何事も基本が大切です。