ちょっと一息・・・18世紀に生まれた造語「セレンディピティ」
セレンディピティという言葉が一般的になってきていますが、その起源は古く、18世紀のイギリスの小説家であるホレス・ウォルポールが生み出した造語です。セレンディピティは“セレンディップの3人の王子たち”という童話から生まれた言葉です。ウォルポールが幼少期に読んだこの童話は、セレンディップ(現在のスリランカ)の王子達が、旅の途中で予想外の発見をする物語です。
賢い王子たちは、旅の目的とは関係無く、彼らの優れた能力を発揮して、有益な発見をします。この童話が深く印象に残っていたウォルポールは、自分の発見を友人への手紙で説明した時に、セレンディピティという造語を作って説明します。この手紙に記載されたセレンディピティという言葉が徐々に世間へ広まったと言われています。
セレンディピティの事例紹介
今日では、セレンディピティは幸運をつかみ取る力と言われるようになり、起業家にとって必要なセンスとも言われるようになっています。そこで、セレンディピティの具体例をいくつか紹介したいと思います。
セレンディピティ事例①「スリーエム社のポストイット」セレンディピティの代表例が、スリーエム社が開発したポストイットだと言われています。
1969年、化学メーカーのスリーエム社の研究室では、強力な接着剤を開発していました。しかし、出来上がったものは、粘着性の非常に弱い接着剤でした。この製品は使い道が無いと見なされ、放置されていました。ところが、1974年、同社研究員アーサー・フライがこの接着剤を使って本のしおりが作れないかと考えます。
そして世に出たポストイットは、『付箋』として世界中に広まっていきます。失敗作を当初の目的と全く違う用途の製品に転換する力が生み出したヒット商品が、ポストイットです。
数学で考える癖をつければ他の教科にも通用する
問題を解きまくる
数学の計算問題は問題数をたくさんこなすことで確実に実力がつきます。定期テストレベルなら応用問題、文章題なども問題数をこなせば解けるようになっていきます。
ただし、難しくて歯が立たない問題は避けて自分のレベルにあった問題を解きまくりましょう。
間違えた問題
間違えた問題こそ自分にとって大事な問題です。できればもう一度自分で考えて解き方を見つけましょう。自力で無理なら解説を参考に解きますが、その場合1週間後にもう一度同じ問題を解いてみてください。
同じような種類の類題があれば、さらにそれを練習しましょう。個別指導塾では、リアルタイムで質問を解説しながらお答えします。
考える力
数学は考える力”思考力”を養うための教科です。数学で考える癖をつければ、他の教科にも通用する思考力が身につきます。
数学の醍醐味は難しい問題や、今までにやったことのない問題を自力で解くことです。誰かに教えてもらったやり方を暗記して難問をいくら解いても面白くないし、数学の力は伸びません。難問は自分で解き方を考えながら挑戦しましょう。
青少年の未来のために働く指導者はだれ?
アメリカの記者会見です。
記者「国民についてきた嘘を悪いと思ってますか?」トランプ氏硬直
13日のホワイトハウスの記者会見で、記者からのストレートな質問に、いつもは饒舌多弁なトランプ大統領が返答に窮する場面が話題となった。
会見中、ハフポストのS.V. Dáte氏は「3年半が経ちますが、アメリカ国民についてきたすべての嘘を悪かったと思っていますか?」と、単刀直入に切り出した。
Dáte氏「すべての嘘です。すべての不誠実についてです」
トランプ氏「誰のこと?」
Dáte氏「あなたがしたことです」
トランプ氏は、ここでようやく質問を理解したようだ。一瞬固まり、「アー」と声を漏らしながら目が泳ぐような表情を浮かべた。その後「数万回もですよ」と強調するDáte氏を無視して、次の記者に質問するよう求めた。
ワシントンポスト紙は7月、トランプ氏のうそや誤解を招く発言が2万回を超えたと報じた。特に過去14カ月間でうその回数が増加しており、1日あたりの平均は23回に上ると分析している。
日本の記者のみなさん、会見の質問の模範です。想定質問などもってのほか。権力者は必ず黙るか指が震える。それを報道するのが新聞・TVのお仕事。
安倍に同じ質問をしたらどうでしょうか。それも何回も。
将来の日本を担う今の小学生中学生のために、私たちの税金が正当に使われているかどうか。
勉強へのやる気を出す方法№1
それでは勉強へのやる気を出す方法を考えてみましょう。簡単に始められる内容が多いので、是非実践してください。
1.不要なものを視界から排除する。
前述の「やる気がでない理由」にも記載したように、スマホやテレビ、漫画はもちろんですが、勉強関連の資料や本であっても、現在行っている勉強意外のものが、視界に入ることで集中が途切れてしまうのです。数学の勉強をしている時に、英語の教材が視界に入るだけで、脳がその情報を処理する無駄なエネルギーを消費してしまいます。
最低限、デスク周りは今こなしているもの以外は視界から排除するようにしましょう。勉強に集中出来る環境を作りたい、受験生や社会人の方におすすめです。散乱した集中力を乱す原因をまとめてシャットアウトし、集中せざるを得ない仕組みを物理的に作ってしまいましょう。
2.勉強時間の締めを区切って勉強する(締切効果)
「締切効果」とは、たまった宿題を夏休みの終わりギリギリに、これまでにないスピードで終わらせる人っていますよね。あれです。勉強時間に締め切りを設けることで、やる気を後押しし、さらに勉強に集中できるのです。例えば、夜の21時までにこのドリルを終わらせる。または、朝8時までにこのページを全て暗記する。など、締めの時間を設定して、自分に課題を設けることで、いつも以上にやる気が出て、集中できるのです。
3.とにかく勉強してみる(作業興奮)
やる気がなくても、まずは勉強してみることで「作業興奮の効果」が作用し、やる気が出てくるのです。「作業興奮」とは、脳科学で言うドーパミンという、やる気成分が脳の側坐核を刺激することで出るのだそうです。わかりやすく言うと、スポーツする前に軽いウォーミングアップすることでやる気になってくるやつです。やる気がなくても、やってみることでやる気が出てくる。ということなのです。
「なぜ学校で数学・理科を勉強するのか」№5
科学を学ばせないと、その知識に触れる機会もなくなってしまうので、理系に進む人もほとんどいなくなってしまいます。自分から勉強して知識を習得しようとする人はごく僅かでしょう。
つまり、工業系産業を支える「誰か」を見つけたいから、学校で全員に科学を勉強させるのです。とりあえず全員に勉強させておけば、私のように興味をもって理系に進む人もいるし、先ほどの友人のように、その知識が必要だと後から気付く人もいます。
小売産業やサービス産業は消費者からとても目につきやすい産業なので、言い方は悪いですが、放っておいてもそこで働きたい人は出てきます。
しかし、「ものづくり」と呼ばれれる産業は普段の生活では目に見えないものが多いので、その方面を志す人も少なくなりがちです。それではとても困るのです。国が困るし、その国で生活する人も困るのです。だから、そういう産業に進むきっかけとして科学を勉強するという意味も、とても強いと思います。
まとめると、数学や理科を勉強する理由は、・理系に進むかもしれない人の科学を勉強する機会を消さない。・学生の理系に進む可能性を少しでも残して理系産業を守る。という考えです。
一般的な言われる「論理・数理的思考力を養う」というのも重要な理由の一つですね。