受験に使える!天声人語
朝日新聞の朝刊の1面に掲載されているコラムです。1世紀以上も続いている歴史あるコラムで、世代を問わず幅広い年代の方から支持を集めています。
日々のニュースや話題を題材に、論説委員が執筆しており、高校入試や大学入試問題の題材としてよく使われることでも有名です。
語彙力が低いと、思慮の浅そうな表現になったり、稚拙な文章になってしまいます。様々な語彙というのは、話し言葉ではなく、書き言葉で使われることが圧倒的に多いため、語彙力をアップさせるためには、多くの文章に触れることが一番の近道と言えるのです。
文章のプロである論説委員が執筆しているので、正しい書き言葉が使われています。辞書を引きながらこれらの新聞コラムを読むことで、それまで知らなかった表現や単語を覚えることができるでしょう。読解力も、多くの質の良い文章を読むことで身につけることができます。しかし、長文を毎日読むとなると、継続が難しくなります。
天声人語は600文字程度の分量なので、1つのコラムを読むのにかかる時間は1~2分です。少ない分量であっても、毎日コツコツ読み続けていけば、読解力は必ず向上するでしょう。その能力は、数学においても、文章題を簡潔に理解する助けとなることでしょう。
天声人語は、多彩な話題を取り上げていますが、文字数に限りがあるため、執筆者には高い要約力が必要になります。要約に必要なあらゆる技術が詰まっていると言っても過言ではありません。
物事の本質を的確に捉え、簡素に伝える力を養うには、まさにピッタリの教材と言えるのです。
「数学は覚える量が少ない科目」
数学の苦手な人に「何で数学が出来るの?」と聞かれて、「数学は覚える量が少なくて楽!」と言いますと、相手の反応が「え!うそ~!!」って感じの驚きようで。
数学が国理社英に比べて覚える量の少ない科目に感じてしまいます。他の人は「覚える量の多い科目」と認識しているようです。
数学の問題を考えて解くものだと考える人と、使うべき公式を当てはめて解くものだと考える人の違いでしょう。
文系は、数学や物理の問題をみて「これに使う公式はなんですか」といいます。問題文から、使うべき公式を数ある中から当てはめ、どの数字をどこに代入して計算するのかも当てはめ、解くのだと思っているようです。問題のバリエーションの数だけ丸暗記しなければなりませんから、暗記科目でしょう。
点数を取らせたい塾の講師や,どう教えていいかわからないバイトの家庭教師、ひどいときには,学校の先生まで,「とりあえずこれは公式だから覚えなさい」それだけ言って,ひたすら問題を解かせて,出来た気にさせます。
「数学は論理的・思考力を身につけるための科目!!」とか言っておきながら,結局丸暗記しているだけという状況。その瞬間は対応できても,すぐに忘れるし,応用もできません。一応,その瞬間は公式を使うだけで解けるので,出来た気にはなります。
小学生の流水算「足して2で割ると、静水時の船の速さ」 「引いて2で割ると、川の流れの速さ」。割合を円を書いて「く・も・わ」(くらべる量、もとにする量、割合)。速さを円で「み・は・じ」(道のり、速さ、時間)。二次方程式・「解の第一公式」、xの係数が偶数の時、便利な「解の第二公式」。
一度、自分で公式を導いてみましょう。その後、暗記したら理解が深まると思います。
個別指導塾サクシード塾長
コロナ感染症 …… “安心”ではなく“安全”に目を向けるべき……
日本では“安全”と“安心”という二つの言葉をセットにして使うことが多いが、外国では“安全”は使っても“安心”はあまり使わない。“安全”が根拠に基づくものであるのに対して、“安心”は気分的な問題。
外国人は根拠やデータを重視するが、日本人は気分の良さという要素を求めるため、“安心”が付随してくる。情緒を貴ぶ日本人の国民性が裏目に出てしまった。
少なくともウイルスに情緒は通じない。理論的、合理的に対応していくべきなのだ。安全と安心はどう違う?最近とくに「安心・安全な社会づくり・・・」とか「安全・安心な商品提供・・・」とか、安全という言葉と安心という言葉をワンセットで重ねて使う様子を目にしたり、耳にしたりする。しかし、実際は、安全と安心は同じではない。あたかも同じ意味をもつものとして強意の意図をもって並べて使っているとすれば、違和感を覚える人もいるのである。
安全と安心ということばの意味の違いをどのように区別すればよいか?例えば、渓谷を眼下にしてバンジー・ジャンプを跳ぶかどうかに迷う様子を思い浮かべるとわかりやすい。足に括られたスプリング付きのロープは人間一人を支えるには十分な強度がある、だが、いかに強度的に安全といわれても感覚として不安がつのる。科学的な安全保証に対する主観的な信頼感覚の、その両者の葛藤がバンジー・ジャンパーの決断に逡巡をうむことになる。
安全は、危険の程度が許容の範囲内にあると客観的に保証される状態であるのに対し、安心は、安全の程度を基にした個々の人間の主観に基づく信頼感覚であると説明できる。少なくとも、いまはまだコロナ蔓延に安心を求める局面でないことは確かだ。
日本人はコロナに対して強いというファクターXは、まさに“安心”を醸成するワード。そこに漂う心地よさではなく、いまこそ日本人も、“安全”に目を向けるべきなのだ。
数学と定義
数学は、暗記する量は、ほんとに少ないです。その「少ない定義」さえ暗記してなかったら、ドボンですね。「長方形とは何か?」「平行四辺形とは?」「関数とは何を示すのか?」今の中高生は、『定義』を疎かにしている生徒が余りに多い。「解く」テクニックだけでは、すぐに行き詰まる。なんでも、マネから始まります。
生まれついた時から、親の話しかける言葉をマネ。行動は「親の言うことは聞かんけど、親のすることをする」…と言われます。でも、言葉の学習ではありません。「数学の課題」を解くという、テクニックのマネでは、必ず行き詰まりがきます。
常に、「なぜ?」 「どうして?」という疑問を持ち、定義・基本に立ち返って、考える習慣をつけて疑問を解決してほしいと思います。塾の講師先生に習ったこと…振り返って、「どうして?」と心に引っかかったことは、次回、質問してください。それをしない、させない「塾」・講師が質問に対し、リアルタイムで解説できないのは、「塾」としての価値はありません。
「聞くは一時の恥…」なんて生やさしいもんじゃないです。「聞かないと伸びない」です。講師先生の時間を奪って、自分のものにするくらいの気持ちでいて欲しいと思います。すぐにではなく、やがて半年後・一年後に、グ~ンと伸びることを楽しみにしています。
三角関数の値は、三角定規の角度の値しか出ません。学校のテスト・大学入試では、それ以外は全く出題されることはありません。なので、三角定規って大事だよと、画像を入れました。東大の伝説の入試問題。「tan1°は、無理数であることを証明せよ」…1°なんてのが出ました。例外です。有理数・無理数とは何か…定義がわからないと、どーにもならない。東大の伝説の入試問題「円周率π(パイ)が3.05より大きいことを証明せよ」「π>3.05を証明せよ」と書けば、たった11文字。πは、無理数です。世界最少文字数で最難度の入試問題かもしれません。
なぜ、円周率はπか?何の疑問もなく「円周率はπ」と覚えていると、「なぜ、φ(ファイ)やδ(デルタ)やσ(シグマ)、θ(シータ)ではなく、πなのか?」と聞かれて、困りますね。
πは、円周を表すギリシア語「περίμετρος(ペリメトロス)」の頭文字に由来します。
個別指導塾サクシード塾長
何のために理科を勉強するのか
理論的に物を考えるため理科を学ぶ理由は、理論的に物を考えるためです。計算は頭の体操です。「電卓があるから、計算ができなくても問題ない」と思う人もいるかもしれません。
電卓は本当に正しい結果を示しているでしょうか?概算ができると、どこで間違えたか?それをチェックできます。理科は理論的に物事を考える手法でもあります。
「論理的というか、理系は理屈っぽいイメージがある」と思うこともあるでしょう。しかし、理屈で考えれば、怖いものはなくなります。
幽霊やUFOだって、真面目に考えれば、色々な意味で面白く思えてくるでしょう。理科もしくは科学・サイエンス、難しく言うからわからなくなるのかもしれません。そもそも、理科とは生活そのものです。
掃除には洗剤を使います。洗剤は、使い方を間違えると効果がないだけではなく、有害なこともあります。泡立っていればきれいになると思うのは、大いなる勘違いです。
お風呂で使う石鹸やシャンプー、そして歯磨きなども正しく使っているでしょうか?使い方を間違うと、逆に健康を害している可能性もあるようです。
洗濯物がきれいになる原理とは?何でしょうか。こちらも洗剤が関わっています。化学反応が起きています。洗濯物が乾く原理も、科学的知識があれば、梅雨時も困らないかもしれません。「洗濯機にカビが生えている対処法は?」これも理科でも学べます。
個別指導塾サクシード塾長