算数・数学は、手間をかけたら、その分だけ理解が深まる。
手を動かすことの意味
しぶしぶ手を動かして、ノートに数式や図を書いてみる。そうすると、不思議なことに、だんだんわかってきます。たくさん書けば、書いた分だけ、理解が進む。名物講師が「手を動かしなさい」というけど、あれは本当です。
「手で書く」という行為は、時間がかかるし、両手もふさがる。だから、その問題に向き合わざるを得なくなる。一文字ずつ手で書きながら、その問題について、順番に、ゆっくりと考えることになる。
授業をなんとなく眺めて、教科書をチラっとみて、テスト前にちょっと見直して、テストを受ける。こんな感じで、できるわけがないですね。
わからないことが増えるに従い、ついていけなくなります。単純に「手で書くのは面倒」だと思うかもしれません。でも、問題に向き合って、なにもしなければ、ただ問題文を見つめているだけ・時間が過ぎていくだけです。面倒くさいですが、問題文の要旨を写してみましょう。なにかヒントが浮かび上がります。
手間をかけたら、その分だけ理解が深まります。「職人さん」でも同じです。「大工さん」「鍛冶屋の包丁造り」「ネイルアーティスト」より良い作品を生み出せます。これは数学だけの話ではなく、わりとなんでもそうですね。いろんなことを面倒くさがってやらないし、やってみると意外と簡単にできたりする。
「わかる」ってこんなことかも。
「たった一度の人生を変える勉強をしよう」
『生き方』や『働き方』の正解を教えてくれる先生は、どこにもいません。
これから皆は、先生のいない授業に取組まなければいけないわけで。
信じるってひとつの決断なんだよね。一方、鵜呑みにする事は決断じゃない。従来型の勉強だけでは通用しない時代になった。
その理由は、1つ目は日本がみんな同じ成長社会から、それぞれ一人ひとりの成熟社会に変化したこと。2つ目は、成熟社会に突入した結果、世の中から正解がなくなってしまったこと。
納得解が必要になったこと。
人生は出来合いの正解を探し当てるものじゃない。自分自身の手で納得解を作り上げていくものなんだ。
「複雑さを生きる!」「未来は、現在になり、すぐに過去になる」…学習の時間は限られています。
★お問い合わせから入塾までの流れ
体験学習を受け付けています。
入塾された場合、預かり金は、お返し致します。
※預かり金システムに変更しました。
平日は、夕方6:00-二人しか指導できない限られた時間です。
◆前向きに、どこかの塾へ入塾させるかどうかを、考えている予定のお方は、体験学習をお引き受け致します。内容を吟味し、判断をして下さい。
※安価な少人数コース新設(2~3名同時指導)\1600-/時間
現在募集中…平日1組・土日(午後)1組。
個人指導~その結果は、高校・大学進学実績をご覧下さい。
「成果」=「指導力」×「生徒の取り組み」です。
某中学校・学年1番、4番の生徒さんも在籍しています。自宅学習に取り組める生徒さんの努力も大きいと感じます。
お受験特有の特殊算
算数の分野で登場する解法で、鶴亀算、旅人算などがあります。でもこれらは、学校の教科書には載っていません。塾の先生を中心とした有識者が、小学生にも分かりやすいように解法を考案し名前をつけ…それが浸透したものです。
ただし、鶴亀算はその起源は江戸時代までさかのぼります。
特殊算は全部で概ね23種類。お受験では指導せざるを得ないけれど、生徒さんに合うかどうかは個性によります。
否定派
どうせ中学で方程式習うし、方程式で事足りる。特殊算を学んでしまうと、中学校に入った時に習った方程式を使わずに特殊算を使ってしまう。方程式を学び直さないといけないから二度手間。特殊算は具体的すぎて一般性がない。
肯定派
中学生になり連立方程式を学ぶ時に理解がしやすかった。
型にはまった数学を解く前の、まだ小さな年齢の頃にこういった「頭を柔軟にする問題」を解くのはいい事だ。
特殊算は頭を柔らかくするためのものであって、暗記するというスタンスを取るならば多かれ少なかれ弊害もあるようです。
中学・高校-大学へと繫がっていくかどうかは疑問です。「算数・数学」が好きでなくなる学生も多い。
県基礎学力テストへの挑戦
9月から実施される県基礎学力テスト、中学3年生(1.2年も)にとって大きな目標のひとつです。地域の上位校を目指す中3生は、平日は5時間以上の家庭学習を。
土日は毎日7時間以上の勉強に挑戦してください。若い体力のある時期はそれだけの時間を学習に取り組んでもなんともないはずです。
生活時間は、「夕食・入浴・トイレ」だけ。この基礎学力テストで希望高校にふさわしい点数をとるために、教科の取り組みをお伝えします。数学に充てる時間は、取り組む時間の半分以上です。数学は暗記することは最小限で済みます。
その代わり与えられた条件から正解を導き出す訓練が必要です。「数学は訓練か?」と言われますが、多様な問題に慣れることから、自分なりに楽に解ける手法が使えるようになります。
山へ登るルートが複数あるように。様々な解法を積み上げることが遠くて近い道のりになります。
理科は、数学の基本(四則計算)さえできれば、第1分野のパスカル計算・密度計算など簡単に解けるはずです。第2分野は暗記です。自宅でやれる!
★学問に王道無し!