徳島市・個別指導塾サクシード(個人塾)塾長の想い
テストが終わって、尋ねてみました。「どんな感じやったん?」
今までの経験から、92点、95点、97点と好成績を取る生徒さんは、ほとんど「出来た!」とは言いませんね。また、尋ねる言葉も「出来たか?」とは聞きません。質問の言葉を考えて、口にします。出来た・出来ない~という返答などは聞いても無駄なんです。
◆「どんな感じやったん?」と聞きます。手応えはあったかと。「全体的に、易しかったけれど◎は、間違えたかもしれません」とか、「あんまり、解けなかった。▼番と●番は、歯が立たなかった」とか、「時間が足りなかった」、「◎番は、良い考え方が浮かばなかったので、力尽くで計算しました」と、自分の弱点、計算ミスの不安などを口にします。
◆そして、ここが大事!問題の内容を再現して説明してくれます。でも、結果が帰ってくれば、90点台はコンスタントに取っています。つまり、「いただける問題の大半は正解している」が…「一問、二問の解けなかったことが歯がゆい」…自分の解いた問題の困難であった部分と、もしかしたらミスしたかもしれないという部分を、きちんと把握できています。
◆「出来た」とは言いません。テストの点数の結果を見ても、大喜びもしないです。ちょっと微笑むくらいで、表情に残念そうな翳りが見えることもあります。つまり、「解けた問題であったはず…。」「点数をくれる問題であったのに、この解答ミスは勿体ない」と後悔しているような感じ。「出来た!出来た!」という生徒さんは、「何が出来て、何が出来なかったのか」を理解できてないようです。
※自分の子ども時代…遊びに夢中に成っていた頃は親から「テスト出来たで?」と聞かれて『出来た・できた!』とめんどくさそうに答え結果はドボン。
※やる気に目覚め、毎日、夜中1時まで勉強すると決めてから、自分の口から「出来た」という言葉は出なくなりました。親も「出来たで?」とは、一切聞かなくなりました。口には出さず、頭の中でじっと考えている、大問6番の小問(3)は、もっと簡単に証明できてたなと振り返ってました。
スッポンみたいに、一つの問題に喰い付いたら放さない徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の学習塾)塾長より…♪
徳島市・個別指導塾サクシード(個人塾)
『素数階段』⇒ガウスは計算の達人であった
NHKスペシャル⇒「魔性の難問、~リーマン予想・天才たちの闘い~」視聴した方は素数が暗号化技術と関わっていることをご存じでしょう。今もユーチューブに残っています。近代数学のほとんどの分野に影響を与えたと言われるガウス。
常人では考えられないほどの業績を残し、数学や物理学にはガウスの名を冠した法則や手法が数多く存在しています。理論性や計算力、柔軟な発想など、数学者に求められる全ての素質を兼ね備えていたと言われ、理想の数学者像として今でも語り継がれる存在です。
ガウスはレンガ職人の父のもと、数学とは縁のない家庭に生まれました。早くも3歳のときには父の計算間違いを指摘、小学校入学前には自力で積分の概念に到達するなど、神童ぶりを発揮します。
最も有名な逸話は10歳のとき。授業で1から 100 までの数字すべてを足す問題で、等差級数の和の公式を発見して即座に答えを導き出し、教師を驚かせたのだとか。
自然数の1から100までの和を求めるという問題は、通常、次のような解き方がなされる。求める和をSとして、
S=1+2+3+4+・・・・・・+97+98+99+100
ここで、加える順番を逆にしても和は変わらないから、
二つの式を辺々加えると、
2S=101+101+・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+101+10=101×100( 101 がちょうど100個あるから!)
したがって、S=101×100/2=5050このような計算方法は、ガウスが小学生時代に行った計算と言い伝えられています。
一般に,初項 a公差 d項数 n の等差数列の末項をℓとしますと初項から第 n 項までの和 Sn はSn=a+(a+d)+(a+2d)+ …… +(ℓ-d)+ℓとなります。
同様に,Sn=ℓ+(ℓ-d)+(ℓ-2d)+ …… +(a-d)+aと書けますので,辺々加えますと,2Sn=n(a+ℓ) となります。Sn=n(a+ℓ)÷2。
ガウスにとっては、研究で「美しい結果」を得ることが最大の報酬であり、他人から認められることに関してはあまり関心がなかったといいます。
彼の頭のなかでは、数学がどのように見えていたのか…気になるところです。ニュートンは微積分の創始者ですがたいへん、嫉妬深いと言われています。
※参考【すばらしい数学者たち】
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の学習塾)塾長
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の学習塾)
鳴門教育大学附属中学校のお受験日
大切なサクシード塾の小学生が受験しましたので、栄養ドリンクとDoleのGRAPEジュースを持って激励に行って来ました。保護者様も緊張している面持ちの方々をたくさん見かけました。お疲れさまでした。
帰りの途中で、教師に引率されて、助任小学校の手前当たりを整然と歩いている児童たちは、内部組でしょう。98%は合格が決まっていますので、顔に緊張の色は見えないように感じました。
外部組・定員40名を競う子ども達の競争率は、1.35倍。54名受けて、14名は不合格。緊張しますね。今日9日は、面接試験だけですので気楽にお返事してください。肩の力を抜いてね。さて、高校入試まで、あと二ヶ月になりました。
【計算ミスを減らすことの大切さ】
計算ミスはなくすのは大事ですが、ある程度計算ミスは起きるものだと割り切り、それに気づく練習をすることも大事だと思います。中学・高校・大学受験を問わず全ての受験において、基本的な問題を正解し、考えさせる難問は深追いしないというのが基本です。
試験問題の前半の計算や小問は点数をくれる問題であることが多く、これを計算ミスなどで間違えてしまえば合格は難しくなってしまいます。標準レベルまでの問題を計算ミスなく確実に正解できるということは、ほとんどの受験において合格の必要条件なのです。「数字を丁寧に書く」ということからスタートです。
最初のうちは計算スピードが落ちたとしても、大丈夫です。途中式・筆算は省略せずに書く。書いて、その式を見ながら解答を見つけてください。頭の中で計算する(暗算)、操作するというのはミスを招きやすいものです。
みなさん、日々の勉強で、その答えに納得できるのかなどの違和感を持つことも大事だと思います。受験本番では簡単なミスをしないことも実力になります。受験生の健闘を祈ります。
徳島市・個別指導塾サクシード(個人塾)塾長
個別指導塾(個人塾)サクシード塾長のつぶやき 「小学生から個別指導塾!」
教師を乗り越えていってくれ。それこそが、教師冥利に尽きるわ!
◆城東高校の社会科教師が話したことが印象に残っています。『お前たちは、オレみたいな教師風情になるなよ。中学生・高校生たち、生徒の皆さんは、教師を乗り越えていってくれ。それこそが、教師冥利に尽きるわ』…まさにこれ!♪
◆人の成長に関わることができる日々はとても地道ですが、その先に子どもたちとの信頼関係があるからこそ、伝えられること、子どもたちのためにできることがたくさんあります。人の成長に関わることができる、と心の底から感じられることがやりがいです。
◆教育は「人」だと思っているので、教育に従事する「人」として、日々自分自身が学び成長しなければなりません。そして、自分の立ち振る舞い、信念、生き方がダイレクトに「教室」の姿へと反映されます。自己成長が問われるこの仕事には苦しさもありますが、それに勝るおもしろさ、生きがいを感じていました。
◆学校現場では、手段と目的の混同が多く見られました。形骸化したルールやビジョンなきhow to は、いま一度、その目的を問いただすべきだと思います。学校をどうしたいのか、子どもたちにどうなってほしいのか、教師一人ひとりが意志を持ち、先生たち同士が協働し、より有意義な活動が増えて欲しいと願っています。
◆文科省の教育審議会って愚か者の集まりですか。小学生に「英語教育」やってるヒマがあれば、「国語」を重視して心の豊かさを醸成すべきです。「プログラミング教育」など最悪の愚の骨頂。・Java.・JavaScript.・C/C ++などのプログラミング言語でなければプログラムできないじゃないか。真似事でさえ指導できる教師は現場には全くいません。それをエサにする「プログラミング塾」が金儲けするだけです。おもちゃで遊ばせているゲームセンターと同じ。
◆駅前、国道沿いの大手進学塾さん、少しは爪の垢でも煎じて飲んでください。本当に子どもたち、生徒たちのためになっていますか?1:2や1:3を個別指導塾と称して、恥ずかしくないですか。高い管理費って、何を管理するのか問うてみたい。
◆愛犬ヒナちゃん連れて近所をお散歩していました。某大手塾…何をトラ★しているのか知りませんが、少し屈んでみました。丸イスで小学生低学年らしき子どもさんが一人・クルクルと回って遊んでいます。誰もついていない。
◆前の教卓付近では、若い男女の社員らしきお方が二人、パソコンに向かって業務報告らしきものを、せっせと打ち込んでました。これって個別指導塾って言うのですか。本部へ売り上げ「報告」をするのがお仕事らしい。
保護者様は、ト◆イさんに預けたから成績が上がると~「ト◆イする」と~信じているらしい。
個別指導塾(学習塾)塾長のなげき
個別指導塾(学習塾)サクシード塾長 小学受験 ⇒ 中学受験に思うこと。
「悪しき平等主義」と言われた横並び制が、名門公立をつぶしたかのように感じます。「学区合同選抜制度」の時代は公立高全盛期でした。
それが群制度の導入(徳島市では「総合選抜=総選」)で傾き、クジ引きと距離を勘案して合格高校が決まるという一時期がありました。都立高校を例に取れば、日比谷高校を筆頭に新宿高校etc.。かつて全盛期には多数の東大合格者を出していたこともあります。
「開成」や「灘高」で無くてはいけないことはなかった。私立中高校は平等主義とは無縁です。行きたい者が行きたい私立を選択できます。そこに序列ができようと「自由競争」です。その「差」「選別」を生み出すのがお受験問題でありお受験塾かもしれません。
「エフォート!」が役に立つ?
生徒さんのタイプによります。
①「すぐ理解できる子」、②「理解するのに時間はかかるけれど、一旦理解が進むと自在に活用できる子」と様々です。後者の生徒さんは、「しんどい思い」をします。せっかく後から伸びて来る優れた芽を摘んでいるのかもしれません。
時計算「時刻は三時です。長針が短針と重なるの何時何分ですか?」
長針の進む速さは6°/分、短針は1/2°/分。…90°を縮めていくその差は、11/2°/分です。90÷11/2~逆数をかけますので、たいていの場合、分母が11になるのは理解できると思います。でも方程式が使えたらもっと簡単でわかりやすい。
進学塾は、「利潤追求」する企業です。「利益を生まない」ものには投資はしない。子ども達の育つ芽を摘めば元も子もないように思います。中学・高校への継続性を大切に。現学年で身につけるべき事柄を重視してください。
前向きな生徒さんは、必ず大きく成長します。
個別指導塾(個人塾)塾長