『小学生の中学受験・倍数算』
ある2つの数量がふえたりへったりして、はじめとちがう倍数の関係になるとき、はじめの数量や変化したあとの数量などを求める問題を倍数算といいます。
(問) ある小数に、その少数の小数点を1つ左に動かした数をたすと26.004になります。もとの小数を求めなさい。
「左に1つ動かす」⇒「10分の1」ですね。
この割合を①とすれば、もとの小数の割合は⑩です。合計①+⑩=⑪の割合です。
26.004÷11=2.364 これが、①に相当する割合になります。
もとの小数は、10倍して、2.364×10=23.64となります。
線分図を書くと、わかりやすいですね。そして比を利用してください。
もちろん、中学生は、一次方程式で解くことができます。