「鶏口と為るも牛後と為る無かれ」
「鶏口牛後」とは、「鶏口となるも牛後となるなかれ」を略した四字熟語です。
「鶏口」はニワトリの口、「牛後」は牛の尻を指します。
これは中国戦国時代の縦横家(外交の策士)であった蘇秦(そしん)が語ったとされる言葉で、小さい集団の長を「鶏口」に、大きな集団の末端を「牛後」にたとえたものです。
「鶏口牛後」とは、「小さな集団の長になる方が、大きな集団の末端となるよりはよい」という意味です。
もし偏差値がA高校ギリギリ受かる、あるいはB高校余裕で受かるなら、どっち?
仮に、入学後A高校の場合、300人中250番、B高校の場合、300人中50番辺りであるとします。つまり鶏頭牛尾、どちらの方が良いのでしょうか?
学力レベルも規模もA校には及ばないが、鶏口牛後という言葉もあるとおり、B校でトップを目指すことが有利なこともあります。「指定校推薦」で、面接試験だけかも。