何のために理科を勉強するのか【自分や家族、友達を守るため】
私たちは、何のために理科を学ぶのでしょうか。
理科を勉強する理由は自分や家族、友達を守るためです。
抽象的ですが、理科を勉強する理由は第一に将来のためです。つまり将来どんな仕事に就くかわかりません。そのためには、大学受験対策をしておく必要があります。
ならば、理科は重要になります。この基礎があるから、大学受験に取り組めるのです。すでに具体的な将来像を描いているならば、そちらへ向かうべきでしょう。そこで理科が必要ないならば、止めればよいだけです。どんな場面であっても理科の知識は必要です。必ず役に立ちます。
理科は、科学に対する基本的な知識や考え方だからです。
これがわかっていれば、大人になってからも応用ができます。
逆に、大人になってから勉強を始めても、理科の概念を理解するのは難しいでしょう。頭が柔らかい間に、詰め込んでおくべきなのです。だまされないためちょっと嫌な言い方ですが、理科を学ぶ理由の2つめは、だまされないためです。わかりやすいのは水素水です。もちろん、水素水自体は有害ではありません。それで健康や美容を実感しているならば問題ありませんが、業者が消費者に伝えていた効果・効能は理論的に正しい物なのか?ということです。
これは、小学生の知識でわかります。
参考「ついに出た?水素水に公的な定義なし!表示の改善を指導」
原発事故の後にも、さまざまな風評被害が発生しました。放射線に関する話です。これまで一切測っていなかった放射線を測るようになりました。だからちょっとでも放射線が基準値を超えると、大騒ぎをします。とはいえ、放射線は常に身の周りを飛び交っています。空き地に放射性物質が埋まっていた事例もありました。放射線への警戒はすべきでしょうが、疑いすぎるのもどうでしょうか。
サプリメントを含めて、理科の基礎知識を忘れてしまっているせいで、ムダな出費をしている人たちが少なくありません。