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サクシードブログ

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2022/6/14

◆やってはいけない勉強法◆
お受験の特殊算を覚えるのは4、5年の後半からでも間に合いますが、思考力や集中力は、時間に余裕のある低学年でしかじっくり鍛えられない。勇み足は禁物です。

★「テスト対策」★
小学校などで行われるテスト。親子一丸となって高得点を取り、子供の自己肯定感を高めたい。そんな親心がアダとなることもあります。学校や塾でテストの範囲や時期がわかっていると、その前に出そうな問題を教えてサポートする親御さんがいます。
子供に自信をつけさせること自体はいいことですが、一夜漬けで点数を取らせる勉強をして乗り切ったとしても、『いざとなれば親に頼ればいい』といった依存心を生むなど、あまりいい結果になりません。

★「点数に一喜一憂」★
テストの結果を見て褒めるのもご法度です。低学年のうちは点数を取ることの意味合いもわかっていません。親が点数にフォーカスして褒めたりご褒美を与えたりするなどもってのほか。お魚をエサで釣るのと同じ。エサがまずいと、次第に喰いつかなくなります。学力を高める意味がなくなります。
附属の生徒さんにいました。エフォートから、同じ問題が出るから答えだけを覚えていたらチョロいもんだって…その場は叱りましたが、どうせ特殊算など役に立たない上、数学嫌いを生む元だから、心の中では「まっ、いいか」と。
テストの目的は、高得点ではありません。弱点を知り、そこを強化することです。褒めるとしたら、点数ではなく、テストを受けるまでの努力行為です。
テストが終わって、生徒さんが良い点数を取ってきたときは『良かったな』良く無かった時は、『済んだことや。次を目指そう』と…手を取り合って喜んだり、しぶい顔で叱責などしたことはありません。なんの役にも立たないから。

小学3、4年生までは点数にこだわらず、勉強のプロセスや自ら机に向かう行為をほめることで、自己肯定感を高めることが先決だと思います。難解な問題に挑む中学受験の場合、多くの子は高学年になると壁にぶち当たり、否が応でも自信喪失気味になるからです。
城ノ内中高等学校も落ちたものですね。お受験してまで入学したのに大した結果が出ないから。中高一貫にしたころは、競争率10倍。いまは、たったの約2倍。普通科だけでは人気も無いので、中途半端な時期や場所に城ノ内高校を設置したことがドツボにはまる原因だったかも。管理職から聞きましたが、中学校からの募集は停止するそうです。小学校から中学に入った生徒と高校からスタートする生徒が混じっていたら、指導しにくいのかな。
徳島県は、『教育正常県』と言われています。『お受験』や『中高一貫』など必要ないと思います。
知らんけど。
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾 塾長)

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